悲しい出来事は、突然おこります。ご遺族、お身内がやらなくてはならないことが沢山あります。 お通夜、葬儀、お葬式、法事、法要まで、全体の流れを把握していただくとで、落ち着いて手配ができるのではないかと思います。ここでは終活の為の葬儀、法要、納骨や永代供養墓について、近くの斎場、葬祭場や火葬場の概略をご説明いたします。
生前からお身内の方が葬儀業者や役場などと事前に相談されるのが最善だと思います。
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■ 斎場(さいじょう)について。
斎場とは、葬儀を行う施設のことを一般的にいいます。斎場という言葉は、もともと神道の用語でしたが、現在では、葬儀場のことを一般的に指します。葬式(お通夜、葬儀式、告別式)を行う<式場>と、火葬を行う施設である<火葬場>からなりますが、式場のみの斎場、式場のない火葬場もあります。また、葬式場と火葬場が併設の一体型の斎場もあります。
■ 葬儀斎場の種類など
最近のお葬式は、特に都市部を中心として、斎場を利用する事が一般的となっています。
この数年間で、自宅葬と斎場葬の割合も逆転しています。
・自宅でのお葬式は、部屋の片付けやご近所様への気遣いなどで、大きな負担がある事や、
住宅事情も変わってきていますので、お葬式ができるスペースを取ること自体も難しいため、
段々と少なくなってきています。
・最近の密葬・家族葬の流れで拍車をかけています。
自宅でお葬式をすると、ご近所や町内会に知られてしまい、密葬になりません。
お葬式をする斎場にはいくつか下記のように種類があります。メリット・デメリットもそれぞれですので、
要望に応じて選択する必要があります。
・葬儀社に依頼し、自治体で運営している「公営斎場」を使用
・自治体で運営している「公営斎場」
・寺院が管理している「寺院斎場」
・葬儀社が持っている「葬儀社自社斎場」
・地域(町内会)などで管理している「公民館」
・マンション・団地などの「集会場」
■ 全国の都道府県別の斎場、葬祭場、火葬場一覧です。
浄土真宗、浄土宗、時宗、曹洞宗、臨済宗、黄檗宗、律宗、日蓮宗、真言宗、天台宗、融通念仏宗、華厳宗、法相宗、和宗、など 終活の為にお近くの斎場、葬祭場、火葬場をお探しの際に役に立ちます。 |
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■ 北海道・東北地方の斎場、葬祭場、火葬場
北海道の斎場、葬祭場、火葬場 |
青森県の斎場、葬祭場、火葬場 |
岩手県の斎場、葬祭場、火葬場 |
宮城県の斎場、葬祭場、火葬場 |
秋田県の斎場、葬祭場、火葬場 |
山形県の斎場、葬祭場、火葬場 |
福島県の斎場、葬祭場、火葬場 |
■ 関東地方の斎場、葬祭場、火葬場
茨城県の斎場、葬祭場、火葬場 |
栃木県の斎場、葬祭場、火葬場 |
群馬県の斎場、葬祭場、火葬場 |
埼玉県の斎場、葬祭場、火葬場 |
千葉県の斎場、葬祭場、火葬場 |
東京23区の斎場、葬祭場、火葬場 |
東京市町村部の斎場、葬祭場、火葬場 |
神奈川県の斎場、葬祭場、火葬場 |
■ 北陸地方の斎場、葬祭場、火葬場
新潟県の斎場、葬祭場、火葬場 |
富山県の斎場、葬祭場、火葬場 |
石川県の斎場、葬祭場、火葬場 |
福井県の斎場、葬祭場、火葬場 |
■ 甲信・東海地方の斎場、葬祭場、火葬場
山梨県の斎場、葬祭場、火葬場 |
長野県の斎場、葬祭場、火葬場 |
岐阜県の斎場、葬祭場、火葬場 |
静岡県の斎場、葬祭場、火葬場 |
愛知県の斎場、葬祭場、火葬場 |
■ 近畿地方の斎場、葬祭場、火葬場
三重県の斎場、葬祭場、火葬場 |
滋賀県の斎場、葬祭場、火葬場 |
京都府の斎場、葬祭場、火葬場 |
大阪府の斎場、葬祭場、火葬場 |
奈良県の斎場、葬祭場、火葬場 |
和歌山県の斎場、葬祭場、火葬場 |
兵庫県の斎場、葬祭場、火葬場 |
■ 中国地方の斎場、葬祭場、火葬場
鳥取県の斎場、葬祭場、火葬場 |
島根県の斎場、葬祭場、火葬場 |
岡山県の斎場、葬祭場、火葬場 |
広島県の斎場、葬祭場、火葬場 |
山口県の斎場、葬祭場、火葬場 |
■ 四国地方の斎場、葬祭場、火葬場
徳島県の斎場、葬祭場、火葬場 |
香川県の斎場、葬祭場、火葬場 |
愛媛県の斎場、葬祭場、火葬場 |
高知県の斎場、葬祭場、火葬場 |
■ 九州・沖縄地方の斎場、葬祭場、火葬場
福岡県の斎場、葬祭場、火葬場 |
佐賀県の斎場、葬祭場、火葬場 |
長崎県の斎場、葬祭場、火葬場 |
熊本県の斎場、葬祭場、火葬場 |
大分県の斎場、葬祭場、火葬場 |
宮崎県の斎場、葬祭場、火葬場 |
鹿児島県の斎場、葬祭場、火葬場 |
沖縄県の斎場、葬祭場、火葬場 |
お寺で納骨について宗旨宗派は問いません、とある場合でも、在来仏教「浄土宗、浄土真宗、曹洞宗、天台宗、真言宗、臨済宗、黄檗宗、時宗、律宗、日蓮宗、華厳宗、法相宗、融通念仏宗」としますというお寺もあり、それらから派生する、新宗教は在来仏教に含まないとするお寺もあります。それぞれの各宗派のお寺にお尋ねください。
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お葬式のあとに霊園・墓地のお墓パンフレット請求
■ 葬儀社、斎場、火葬場について
葬儀はめったに行うものではないほで、とてもわかりにくいものです。わかりにくさのたとえとして、
葬儀社と斎場、火葬場の関係があげられます。
たとえば、知り合いのお葬式に出たことがあり、そこが交通の便もよくきれいでいい斎場だったので、その斎場で 葬儀を行いたいと考えたとします。
よくある間違いが、斎場に直接電話をかけて問い合わせてしまうことです。
斎場の予約は、喪主や遺族が直接行うことはありません。葬儀社が代行して予約します。
ここで、葬儀社、斎場、火葬場の違いを説明しておきます。
葬儀社とは、葬儀を執り行ってくれる会社です。葬儀社に連絡すれば、遺体の搬送から安置、葬儀の手配、火葬の手配など、葬儀にかかわるすべてを行ってくれます。
また、火葬場とは、火葬炉があって、遺体を火葬するところです。火葬場には、斎場が併設されている施設と、併設はされてなく、斎場(お通夜、葬儀式、告別式)から火葬場までマイクロバスやタクシーなどで移動しなくてはならない場合などがあります。
そして、斎場とは、火葬の前に葬儀を行う場所のことです。通夜と告別式、それにかかわる通夜ぶるまいや、精進落としをする場所もあります。
斎場には、公営の貸し斎場と民営の貸し斎場、葬儀社が所有している斎場などがあります。ここで大切なのは、斎場は「お通夜、葬儀式、告別式などの場所」ということです。その斎場を使う ためには、葬儀社に依頼することが必要です。
もし葬儀を行いたい斎場がある場合は、その斎場に精通していたり、その斎場での実績の多い葬儀社を調べて依頼してみるのもいい方法です。
■ 葬儀社と斎場の関係
葬儀社と、斎場を運営している団体は、まったくの別の組織です。葬儀社は、民間企業です。斎場の運営組織は、多くの場合、地方自治体です。民間企業が斎場を運営している場合もあります。しかし、この場合でも、葬儀社とは別です。
葬儀社は、葬儀の中の、実務的な内容、およびセレモニーを取り仕切る会社です。具体的には、遺体の運搬、遺体の防腐処置や式場・火葬場の手配、葬祭道具の用意、式スタッフの手配、儀式の進行、料理の手配、返礼品の用意などです。斎場の運営組織は、施設の運営・維持、会場の整備を行います。
遺族が葬儀を葬儀社に依頼すると、葬儀社が斎場に予約を入れる仕組みになっています。
斎場には、公営斎場と民間斎場とがあります。公営斎場は、地方自治体が運営母体となっている公的な葬儀場です。民間斎場は、民間企業が運営している葬儀場のことです。
地方では、多くの場合は斎場が、地方自治体による運営です。特に火葬場を有している斎場は公営が多くの割合を占めます。
遺体の処理は、公的な色彩の強い業務ですので、やはり公営施設が行うのが一般的です。
しかし、東京などでは、民間斎場の方が有力で、火葬場併設の斎場も含め、ほとんどの葬儀場が民間企業によるものです。
日本の中でも特異な状況にあり、このことが課題とされ、大田区などが中心となって公営斎場を建てました。それが臨海斎場です。
日本の葬儀には、心づけという習慣があります。心づけとは、チップのようなもので、正規に請求される料金以外のお金を葬儀社や斎場に手渡すものです。民間斎場は問題ないのですが、公営斎場は、そこで働いている職員も公務員になりますので、心づけを渡すことはできません。公務員は金銭の直接の収受が禁止されているからです。